売主は良い所を強調するが貫主は欠点を見つける

売主は良い所を強調するが貫主は欠点を見つける

売主さん、買主さんの聞に立ってこの業務をしていますが、はっきり言ってこの売主と買主のギャップを埋めることが仕事の中心と思うくらい、立場が違うと考え方も全然違うということが認識されます。

 

特に物件を見る目というのは、まったく違います。買主さんとの考え方の違いを知ることも売ることの早道なのです。

 

私が以前扱った物件ですが、その建物内で不幸にも自殺がありました。

 

親族の自殺ですから、売主さんはさほど気にしていない様子で、普通の相場程度で売りに出したいとの希望がありました。

 

しかし、私は相場ではムリだし、逆に相場から相当値段を下げて売りに出さないと売れない旨の話をしました。すると、自分では嫌悪感がないようで理解してくれません。

 

当然物件は売れません。

 

これは、重要事項説明書にも記載して買主さんに告知しなければいけない心理的破庇物件なのです。

 

価値観が違うと言えばそれまでですが、現状を正しく認識する必要があるのです。

 

逆に、この物件は重量鉄骨だの屋上が使えるだのと強調しますが、重大な心理的暇庇については、何も問題がないように考えています。

 

買主さんにとっては逆で、重量鉄骨や屋上が使えることよりも、自殺があったということが一番重要な事実になります。

 

この溝が埋まらない限り、売却は難しいでしょうね。

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