想定できるドラブルを知る

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隣地や近隣住民との調整が難航することが少なくありません。

 

そして、これらの問題は「売値」に大きな影響を与えるため、放置するわけにはいきません。

 

では、どうすればいいのでしょう。

 

まずは、問題の背景には何があるのかを探ることが大事です。

 

それによって、解決の糸口を得られることがあります。

 
たとえば、隣
近所との間にトラブルが発生する場合、その原因として、親の代からの些細ないざこざが現在に影響していることがよくあります。

 

具体的には

 

「かつて高圧的な態度を取られた」

 

「お願いしたことを断られた」

 

「嫌がらせをされた」

 

など、当時の不愉快な思いがあるが故に、その親族に対して「協力しない」という姿勢を取ることもあります。

 

このように、近隣関係のトラブルについては、表面からは見えにくい過去からの因縁などがその背後に隠れていることが少なくありません。

 

そのような事情や原因がわかれば、対処の方法も考えられます。

 

「うちの父親が非常に失礼な態度を取っていたと聞きました。父に代わって謝らせてください。申し訳ありませんでした」

 

などと誠意ある謝罪をすることで、相手が協力してくれることもあるのです。

 

また、隣人とのトラブルは、互いの誤解の積み重ねが原因となっていることも少なくありません。

 

たとえば、隣人に悪感情を抱いていた人にその理由を尋ねたところ、「こちらが挨拶をしたのに、無視した!」という答えが返ってきたことがあります。

 

しかし、非難されている当の本人は、無視したわけではなく、挨拶をされたのにたまたま気づかなかっただけでした。

 

当事者双方に事情を聞いてみて、初めてそうした「事実」がわかり、その結果、トラブルが解決することも実際にはよくあります。

 

したがって、近隣関係のリスクを解消するうえでは、まずは自ら胸襟を聞いて、隣人や近所の人の言い分や不満の声に真塾に耳を傾ける態度が求められることになります。

 

また、これらの交渉に際して、いきなり本人が出ていかない方がいい場合もあります。

 

いくら些細な誤解によるトラブルだとはいえ、強い口調で積年の不満を言われることもあります。

 

そのストレスで体調を悪くすることもあります。

 

こうした場合には第三者、たとえば測量・境界確定を依頼する土地家屋調査士、あるいは不動産仲介会社に表に立ってもらう方が賢明です。

 

本人が出ていくとしても、ある程度の「地ならし」が済んだ後の方が気が楽だと思います。

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