営業マンの言葉はすべて疑え

営業マンの言葉はすべて疑え

「プロが自信を持って一言うことだから、間違いないだろう」と思いがちです。

 

仲介会社に目の前で自信を持って説明されれば初めてのことなのでそうなってもしかたないのですが、そんな時ほど「すべてを疑ってみる」こ
とをおすすめします。

 

これは不動産の売却に限った話ではありません。

 

あらゆる物事において、相手の言うことを鵜呑みにせず、一歩引いた目線で考えてみると、それまで見えていなかった「本質」や「盲点」が見えることがあるのです。

 

相手の言うことに対して、「それが本当に正しいのか」「なぜそのように言えるのか」「それがどのような意味を持つのか」と、追求する姿勢を身につけましょう。

 

たとえば、もしお願いしたことに対して

「無理です」

「できません」

「それは難しいです」

と言われでも、「本当にそうなのか?」と疑ってみてください。

 

担当者や依頼する会社を変えた途端に、「できます」「簡単です」となることもあります。

 

同時に、相手の話の「裏を取る」こともおすすめします。

 

今は、インターネットなどで少し調べれば、いろいろな情報を手に入れることできる時代です。

 

ほかには、「質問」も有効です。

 

「なぜ、そう言えるのですか?」
「どんな根拠があるのですか?」
「その情報はどこで得たのですか?」

 

と聞いてゆけば、ある程度の「根拠」や「証拠」を拾えるかもしれません。

 

相手の話を真に受けず、自らもっと突っ込んで聞き、自ら調べることで、見えてくる真実が、少なからずあるはずです。

 

私自身、この「すべて疑ってみる」「裏を取る」ということを、習慣やつけるようにしています。

 

「本当にそうなのか?」
「なぜそうなるのか?」
「本当にこれが正しいのか?」
「選択肢は本当にこれだけか?」
「もっと良い選択肢はないだろうか?」
「判断材料がまだ足りないのでは?」
「本音で言っているのだろうか?」
「本当にこれでみんな幸せになれるのか?」
「本当のリスクは何だろうか?」
「リスクはこれだけか?」
「やらないリスクは何だろうか?」

 

社会におけるほとんどのことは、最終的に「自己責任」です。

 

誰かにだまされて不利益を被ったとしても、「話が違う」「だまされた」と憤ったところで、失ったものが返ってくることはほとんどありません。

 

少し酷ですが、それは相手の話を真に受けて、疑わず、裏を取らなかった人の「自己責任」となってしまうのです。

 

その悪影響が自分だけに留まるのであればまだよいのですが、家族や会社にも及ぶこともあります。

 

とはいえ、失敗を恐れてリスクばかり気にしていては、何も行動できません。「相手の言うことを真に受けない」「容易に言葉を信じ込まない」というのは、「リスクを回避するために何も行動しない」という意味ではありません。

 

相手の言葉に対して「突っ込んで聞く」「きちんと調べる」ことが重要だという意味です。その努力を怠らないことが、結局は自らを助けることにつながるのです。

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