事前営業で詳細を把握してから最低売却価格や条件を決める

事前営業で詳細を把握してから最低売却価格や条件を決める

もうひとつ大切なこと、それは「事前営業」です。

 

 

多くの売主は、通常、様々な迷いや悩みがあります。

 
「今売るべきか」
「もうしばらく持っていてもいいのではないか」
「時期的にいつ売るのがいいだろうか」
「一部残してもいいのではないだろうか」
「今売れば、借入は全部返せるだろうか」

 
このような思いを抱えつつ、売却を検討しています。

 

 

また、売ることが確定している場合でも、

 
「いくらで売ることができるのだろうか」
「誰が高く買ってくれるのだろうか」
「上手くいったら、どれくらいまで高く売ることができるのだろうか」

「高く売れるにこしたことはないが、最低いくら以上で売るべきだろうか」
「どんな条件で売ればいいのだろうか」

 

 
といったことが手探り状態です。

 

 

答えは本人にも仲介会社にも、誰にもわかりません。

 

 
こういった「問い」に対して、どうすれば答えを得られるのでしょうか。

 

 

仲介会社の価格査定でしょうか。

 

 

買主へのヒアリングでしょうか。

 

 
私は、どちらの方法をとっても正確な答えを導けないと思います。

 

 

 

なぜなら、仲介会社の価格査定については、第2章にも書いた通り、鵜呑みにするのは大変危険だからです。

 

 
私自身、これまでたくさんの価格査定をしてきで、実際売れた金額を言い当てたことがほとんどありません。

 

 

 

そのくらい、不動産の価格は相場とかけ離れることが多々あるものです。

 

 
また買主へのヒアリングも、ヒアリング段階ではほとんど資料を読み込んでいませんし、リスク情報を完全に把握している訳ではありません。

 

 

 

ですから、大雑把な金額にどうしてもなってしまいます。

 

 
それでは、どうすればいいのでしょうか。

 

 

 

私は、一番いいのは、「事前営業」をはさむことだと思っています。

 

 

 

これまでお伝えしてきたように、万全の調査、準備をして、物件や周辺の長所や魅力、あとリスク情報もしっかり調べ上げて、あらゆる可能性を探って高値売却戦略を練り、営業先リストもしっかり作ります。

 

 

 

そしてこの後、いきなり「ぶっつけ本番」で営業活動を進めると、前述したような迷いや悩み、不安が払拭されないまま、どんどん進んでいくことになります。

 

 

 

それは避けたいことです。

 

 
ですから、「事前営業」という探りを入れる期間を入れることをおすすめします。

 

 

 

その結果、「売るのをやめる」となると、仲介会社は無報酬になります。

 

 

 

相手はがっかりするかもしれませんし、売主としても相当気を遣うかもしれません。

 

 
しかし、気を遣うからといって、机上論の価格査定や、たいした情報がない中でのヒアリングだけをもとにどうするのか決めるのは、判断を誤る可能性が高まりますし、酷だと思います。

 

 

ぜひ、いきなり「本番」ではなく、詳しい状況を知るための、逃げ道がある「事前営業」をはさむことをおすすめします。

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